不動産の価値は、年数を重ねるごとに下がる傾向があります。
築20年を迎えると、物件の価値は新築時の約60%~70%程度に下がることが多いと言われています。
つまり3000万円の家を購入していた場合、1000万円以下の査定額になることが予想されます。
これは、建物の劣化や設備の老朽化が進み、修繕費用やメンテナンスの手間がかかるためです。
特に、外壁や屋根、配管、設備(エアコンや給湯器など)の交換や修理が必要になる場合、買い手にとっては手間やコストが増えることがマイナス要因になります。
ただし、築年数だけで価値が決まるわけではありません。
物件の立地が非常に重要です。
例えば、都心部や交通の便が良い場所にある物件は、築20年を過ぎても高い価値を維持することがあります。
駅近や商業施設が充実しているエリアでは、需要が高いため、築年数に関わらず価格が大きく下がらないこともあります。
逆に、郊外やアクセスが不便な場所では、築年数が経過することで買い手の関心が薄れ、相対的に価値が下がる状態に。
その場合は、リフォームやリノベーションで価値を保つ手段もあります。
特に、外観や設備の交換を行うことで、物件の魅力を保つことができます。
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